高濃度食酢 15% (20L)
販売価格: 6,500円(税別)
(税込: 7,150円)
商品詳細
【農業資材・特定防除資材】無塩・無色透明の高濃度の醸造酢です。原材料の安全性が確認された特定防除資材として、有機JAS規格にも対応。酢酸によるpH低下で病原菌を効果的に抑えるほか、植物体内の窒素代謝を促し、糖度向上や病害抵抗性の強化、虫害の予防にも役立ちます。また一般的に市販されている食酢(酢酸濃度約5%)と比べて高濃度のため、使用コストの低減にもつながります。
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| 規格/価格 | 酢酸15%/6,000円(税別) |
|---|---|
| 送料 | 通常料金 |
| 発送元 | 当社出荷(福岡県) |
| 支払方法 | ![]() |
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病原菌抑制と作物生理の安定化を目的とした
特定防除資材としての高濃度(15%)の食酢
食酢は、農薬効果を有し、原材料に基づく安全性が明らかであると確認された資材として、特定農薬(特定防除資材)に指定されています。さらに、有機JAS規格 (日本農林規格JAS1605) における付属書Bの農薬にも指定されており、耕種的防除、物理的防除、生物的防除、またはこれらを適切に組み合わせた方法のみでは効果的な防除が困難な場合に限り、使用が認められています。
食酢の殺菌効果
食酢の植物の病害への効果は、処理によってpH(酸度)が急激に低下することで病原菌が死滅すること。さら に、食酢は強い浸透力があるため、植物の組織内にいる病原菌にも効果を発揮、耐性菌も発生しません。
農林水産省の告示「特定農薬(特定防除資材)として指定された資材(天敵を除く。)の留意事項」について
1. 食酢の範囲について
農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(昭和25年法律第175号)第19条の13に基づく 加工食品品質表示基準(平成12年3月31日農林水産省告示第513号)及び食酢品質表示基準(平成12 年12月19日農林水産省告示第1668号)にのっとった表示がされたもののみが対象となります。つまり通常の食酢で、味付けされ食酢は対象外となります。
2. 参考となる対象病害虫等、使用方法及び使用の際の注意点
| 品目 | 種類 | 薬効が認められる対象病害虫等 | 参考となる使用方法 | 仕様の際の注意点等 |
| 食酢 | 殺菌剤(種子消毒用) | 稲のもみ枯最近病、ばか苗病、ごま葉枯病 | 酸度0.1~0.25%程度に薄めたものに24時間もみを浸漬。※焼酎、糖類と混合したものを使用している事例もある。 | 有害な成分が抽出されるおそれがあるので、食用に供しない物を漬け込んだ食酢の使用は避けること。 |
(注)過去登録のあった酢酸液剤の登録内容を参考に「薬効が認められる対象病害虫等」を記載。
食酢の薬効成分は酢酸であり、殺菌剤としての効果がある。1991年に食酢を原料とした水稲の種子消毒用殺菌 剤が農薬登録されていたが、1997 年に登録が失効して、現在は販売されていない。成分は酢酸濃度が 4.8%で、 20 倍希釈液の24時間種子浸漬でばか苗病、20倍〜50倍で、もみ枯れ細菌病が防除効果が確認されていた。
使用方法(水稲の場合)
(1)浸種前の浸漬処理
ばか稲病・もみ枯れ最近病・いもち病対策
酢酸濃度0.1〜0.25%の溶液を作り、種子を浸漬します。
一般的な使用方法:水100Lに対し、本製品を0.67〜1.66L添加(60〜150倍希釈 )※酢酸濃度15%の場合
※罹病種子の可能性が高い場合は、上限値(60倍希釈)での浸漬をお勧めいたします。
(1)催芽時の浸漬処理
褐状病・苗立枯最近病対策
食酢を添加した30〜32℃のぬるま湯に、浸種後の種子を24時間浸漬して催芽(ハト胸状態まで)させる。
酢酸濃度は、うるち品種で0.13%まで、もち品種で0.08%程度。
※酢酸濃度15%の場合
うるち品種の場合:水100Lに0.87L以下を添加(上限115倍まで)
もち品種の場合:水100L0.53L以下を添加(上限187倍まで)
※注意※
・催芽時処理の24時間浸漬は下限値の濃度/希釈倍率で行ってください。
・催芽の段階を越えて、発芽をさせた場合に薬害が生じることがあります。
水稲の種子消毒について
水稲の有機栽培では、一般的な種子消毒法として、60℃の湯に種子を10分間浸漬する「温湯消毒」が行われています。しかし、もち品種の一部では発芽率が約70%まで低下する場合があることが知られており、細菌病である褐条病に対しては、十分な消毒効果が得られないという課題もあります。
これに対し、食酢(酢酸)を用いた処理は、うるち品種・もち品種を問わず使用可能であり、品種による発芽率低下の心配が少ない方法です。また、処理後の廃液は、酢酸濃度0.03%程度まで水でさらに希釈することで、育苗時の殺菌剤として播種時の灌水に再利用することができます。
使用方法(一般作物の場合)
窒素過多の改善、糖度向上、病害虫に強い作物づくりに
・通常使用の場合:300〜500倍液を葉面散布
・葉の照り出し、硬い果実の軟化の場合:700倍液を葉面散布
※新葉展開時および開花期は1000〜1500倍以上の低濃度で使用してください。
・灰色かび病対策時:500倍液を7日おきに3回葉面散布
・高温、乾燥対策時:250倍液を灌水
・湿害による根痛み改善時:100〜200倍液を灌水
・土壌生物の増殖を目的の場合:30倍液を灌注
・虫害対策時:300倍液 ※「キトサン溶液」との混用をお勧めいたします。 【低分子キトサン水溶液「パルキトン」 商品ページ】
・除草目的の場合:20倍以下希釈液を散布
食酢の効果について
食酢には天然由来の酢酸や有機酸が豊富に含まれており、植物体内の窒素代謝を高め、余分な窒素の消化を促す働きがあります。
天候不順などで光合成が十分に行われないと植物体内に窒素が溜まりやすくなりますが、食酢を使用することで窒素の消化が進み、糖度の向上や病気に対する抵抗力の強化に加え、虫害の予防効果も期待できます。また、液肥や農薬との混用が可能で、併用することで作物への効果をより高めることができます。
主な効果
・クエン酸回路に働き代謝を進める(日照不足による代謝不良、有機酸の不足時)
・植物の新陳代謝が活発になる(硝酸が蓄積した野菜やホウレンソウ等の葉物野菜に)
・酢に含まれる糖分、アミノ酸が微生物の餌となり有用微生物を繁殖させる
・土中での微生物が活発になり根張りが良くなる
・窒素過多による虫害の発生を抑える
・乾燥耐性の改善
乾燥ストレス耐性の獲得メカニズム
ブドウ糖 → 酢酸(適合溶質)合成 → ジャスモン酸合成 → 高温乾燥耐性遺伝子の活性化

植物において、通常生育時に解糖系からクエン酸回路への代謝フローが機能している。このとき、HDA6タンパク質は酢酸合成に働く酵素遺伝子PDC1とALDH2B7を直接抑制している。乾燥条件下では、解糖系からクエン酸回路へのフローが抑制されるとともに、これら遺伝子領域からHDA6タンパク質が乖離し、酢酸合成系の抑制が解除されることで、乾燥に応答した酢酸の合成が誘導促進される。
酢酸による乾燥耐性効果
2週齢のシロイヌナズナ野生株に10mMのさまざまな酸溶液を用いて前処理をした後、およそ2週間の乾燥処理を施した。乾燥処理後、3日間の再給水を行い、植物の生存の様子を調べた。10mM酢酸で処理したシロイヌナズナの野生型植物体だけが顕著な乾燥耐性を示した。これにより、酢酸による植物への乾燥耐性付与効果を確認。

酢酸から下流の乾燥耐性付与メカニズムの流れ
酢酸の効果は二重の経路で植物に乾燥耐性を付与する。
酢酸の効果(1):酢酸の投与により、傷害応答に働く植物ホルモンであるジャスモン酸の合成が一過的に誘導される。合成されたジャスモン酸の刺激により、ジャスモン酸シグナルネットワーク下流の遺伝子群が活性化される。
酢酸の効果(2):同時に、投与された酢酸は植物体内でアセチル基としてヒストンタンパク質に取り込まれ、(1)で活性化されるジャスモン酸シグナルネットワーク下流標的遺伝子の活性化誘導に機能する。

(以上 農研機構データより)
取扱上の注意
直射日光を避け、冷暗所に保管してください。
開栓後はお早めにご使用ください。
