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地球温暖化と農業

目次

  1. 地球温暖化の原因
  2. 地球温暖化の農業への影響
  3. 農業だからこそ出来ること

夏の気温上昇や日照り続きによる水不足、暖冬、集中豪雨や大型台風といった異常気象は農業に深刻な影響をもたらします。
近年の異常気象は地球温暖化によるものとされていますが、今回は農業の観点から地球温暖化について考えてみたいと思います。

1.地球温暖化の原因

温室効果ガスの増加

温室効果ガスと地球温暖化メカニズムの図

人間の活動によって石油・石炭などの化石燃料が大量消費され、温室効果ガス(二酸化炭素やメタン・一酸化二窒素等)が増えます。それらが層となって地球全体を包み、地球が従来宇宙空間へ放出していた分の熱を吸収してそれを再び地上に戻し、結果的に熱が閉じ込められるために地球の気温が上昇していく、と考えられています。

 

二酸化炭素だけではない温室効果ガス

日本における京都議定書の対象となっている温室効果ガス排出量の割合(2004年)

日本の場合、排出している温室効果ガスの9割以上が二酸化炭素(CO2)です。温室効果ガスは他にメタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン(HFC)、パーフルオロカーボン(PFC)、六フッ化硫黄(SF6)などがあります。現在ではこの6種類のガスについて、排出量を減らしていくことが国際的に定められています。

印は、代替フロン類と呼ばれています。オゾン層破壊の原因であるフロンに代わって登場した代替フロンの温室効果は、二酸化炭素の数百から数万倍もあります。

 

農業と温室効果ガスの関係

メタンガスの発生源のひとつとして家畜のふん尿や牛のゲップ、水田などが挙げられます。また、一酸化二窒素の発生は、肥料の過剰施用などが原因です。温暖化では被害を受けることの方が多い農業も、温室効果ガスの発生源の一つになっている現実を忘れてはなりません。

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