光触媒コーティング液 TiO(ティオ)
販売価格: 18,000円(税別)
(税込: 19,800円)
オプションにより価格が変わる場合もあります。
商品詳細
【ハウス・温室機器】 酸化チタンによる光触媒の「打ち水効果」で温度上昇を抑制。遮光しないでハウス内の温度を下げます。透過性・防汚性・耐久性・抗菌性にも優れた効果を発揮します。
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規格/価格 | 1リットル(約100㎡分) 18,000円(税別) | 1リットル×3本 50,000円(税別) | 10リットル(約1000㎡分) 140,000円(税別) |
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遮光しないで
ハウス内の温度を下げます。
酸化チタンによる光触媒の「打ち水効果」で温度上昇を抑制。
透過性・防汚性・耐久性・抗菌性にも優れた効果を発揮します。
光触媒コーティング液 TiO の特長
親水性
ハウスビニールや温室ガラス外部に塗布すると夏場の内部温度を4℃前後下げます
※ 冬場は温度を下げることはありません
防汚性
塗布面の汚れを付きにくくし、ビニールやガラスの透明度を保持します
透過性
遮光剤と異なり光合成に必要な光を遮断することはありません(遮光率約1%)
耐久性
一度塗布すると3〜4年効果が持続します
抗菌性ハウス内の柱などに塗布することによりハウス内の除菌・消臭も可能にします
▲左:コーティング面
右:非コーティング面 ▲
▲さらさらの液体です。
温度が下がる仕組み
通常、基材表面は大気中の汚れ・基材自体の特性により疎水状態であり、水分や散水があっても、滑落するか、水玉として部分的に存在し、表面の熱を奪って蒸発することはできません。

光触媒の親水性により、基材表面の大部分にわたり大気中の水分・散水などによる薄い水膜ができます。これらの水膜が蒸発する際に、基材表面の熱を奪う(打ち水効果)ことによって、内部の温度上昇を抑制します。

光触媒とは?
光触媒は植物の光合成によく似ています。
光合成では葉緑素を触媒に光エネルギーを使って水と二酸化炭素から酸素を作り出します。
光触媒の場合は、酸化チタンなどの光触媒半導体金属を触媒に、光エネルギー(紫外線)を利用して、表面で生じる化学反応により様々な物質を分解します。

光触媒の抗菌作用
酸化チタンに接触した各種菌類は、光触媒の作用により分解されます。
これにより衛生的な環境を維持できます。
大腸菌に対する抗菌作用試験
細胞破壊を起こし消滅する(毒素も分解) 於:福岡大学
「光触媒コーティング液 TiO」は中性の液体なので様々な素材に塗布でき、基材を傷めません。
また、酸化チタン濃度が高いため(アナターゼ型酸化チタンとアモルファス型酸化チタンから構成)、光触媒能力が高く、有機溶剤やバインダー等を使用していないため、人や環境への悪影響もなく、耐久性に優れた商品です。
光触媒コーティング液TiO よくあるご質問
遮光剤とはどこが違うのですか?
遮光率約1%で、光は殆ど遮断しません。だから作物の光合成を邪魔することはありません。
また、ビニールの表面を被覆コーティングするので、ビニール表面の汚れの付着を防ぎ、透明性を長期間維持することができます。
原料は何なのですか?
光触媒半導体金属の酸化チタンです。
酸化チタンは、光エネルギー(紫外線)が当たることによって、その表面で様々な化学反応を誘発します。その一部の働きにより夏場のハウス内の温度を下げることができます。
なぜハウスの温度が下がるのですか?
夏場は湿度が高く、昼間のハウスではどうしてもハウス内の温度が外気より高温になります。
しかし被覆コーティングされたビニールやガラス表面では、外気の湿気(空気中の微少の水分)が、酸化チタンの親水性により、ビニール表面に均一に付着します。
付着した微少の水分(湿気)は酸化チタンの働きにより「打ち水」の如く、ハウス内の熱エネルギーを利用して気化します。
この繰り返しによってハウス内の熱エネルギーが奪われ外気よりハウス内の温度が下がるのです。
冬場は温度が下がらないのはなぜですか?
冬場は空気が乾燥しています。気温も低く空気中に湿気はほとんどありません。
ですからビニール表面には水分が付着しません。そのため「打ち水」効果は発揮されず、ハウス内の熱エネルギーを奪うことはなく、ハウス内の温度を下げることはありません。
ビニール表面が雨に濡れたり、散水して濡らすとどうなりますか?
夏場の紫外線を浴びている状況ではビニールやガラス表面の気化作業が活発になりハウス内の温度を下げます。晴天時より温度の下がり具合は大きくなります。確実に温度を下げたいのであれば散水することをお薦めします。
夏場の夜露で濡れたハウスの晴天時の早朝のハウス内外の温度差には目を見張るものがあります。
冬場は気温が低いため、いくらビニールやガラス表面が濡れているとはいえ、さほどハウス内の温度は下がりません。
どれくらい効果が持続しますか?
通常3 年間は効果を持続します。長期張りのビニールやガラスハウスには最適です。
酸化チタンなら何でもいいのですか?
当製品は酸化チタン含有濃度が高く(アナターゼ型酸化チタンとアモルファス型酸化チタンから構成)光触媒能力が極めて高い配合となっており、農業用に独自に配合されています。
また、他の製品と違い、有機溶剤やバインダー等を使用していないため、人や環境への悪影響もなく、耐久性に優れ、中性の液体なので様々な素材に塗布でき、基材を傷めません。
光触媒コーティング液TiOの使用事例


福岡県某農業改良普及センターでの効果確認試験
試験場所 | 北九州市小倉南区、平地、チンゲン菜等の葉物野菜の週年栽培、100坪 |
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試験期間 | 平成22年7月〜12月 |
対象区 | 夏場は遮光ネット80%(送風ファン設置)、夏場以降は遮光ネットを除去 |
コメント
夏場において対象区と比較して同等である。雨天後の2〜3日間は特に温度差を感じた。
冬場は、日中遮光ネットなしと比べると若干温度が下がっている。夜間は逆に温度が少し高くなっており、室内の温度変化の幅が少ない。キャベツ等の育苗の時期に遮光ネットすると、苗に光が少なく、苗に勢い(元気)がない。
苗を植える時期にこの商品を活用したい。(計測温度のデータ非公開)
佐賀県某生産者における効果確認試験
試験場所 | 佐賀県唐津市、高地、未作付ハウス、100坪 |
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試験期間 | 平成22年7月〜12月 |
対象区 | 夏場は遮光ネット70%、夏場以降は遮光ネットを除去 |
コメント
遮光ネット同等の効果を確認。
温度差は大きいところで4度〜7度、更に暑いときには散水する事によって更に3度も温度が下がった。
環境(湿度・外気温・高地)によって効果はそれぞれ違うと考えられるので、散水装置を設置するか、高温の時に自分で散水することで効果が確実になるのでは。
熊本県某生産者における効果確認試験
試験場所 | 熊本県南阿蘇、高地、ミニトマトハウス、単棟4棟300坪 |
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試験期間 | 平成22年8月〜9月 |
対象区 | 遮光ネット未使用ハウス |
コメント
散布翌日の朝、ハウス内外の温度差は7度。日中はハウスのサイドを全開しており風通しも良く、温度差は2〜3度程度。
ハウスの中に入ると何となく涼しく感じる。夕立の後は、4〜5度の温度差あり。
ビニールの透明性がどれだけもつか楽しみ。
光触媒コーティング液TiOの散布方法
用意するもの
エンジン式動力噴霧器・ハウス長さ相当の動噴ホース・脚立(連棟の場合)・希釈用タンク・できれば軽トラ 散布は晴天で風の弱い日時を選んで行ってください。
- 1アール当たり原液1リットルをタンクに入れ、10倍希釈相当になるよう、水を加えます。
分散性はよい商品ですが、良く混ざるように加水してください。
散布面積が小さな場合は大きなタンクでなく小さめのタンクを使用してください。
- 散布前にホース内に前回使用分が残っている場合は破棄してください。ホース内がきれいになったら散布を行ってください。
- 散布は霧状にする必要はなく、噴出口は棒状に近い状態でかけ、フィルム面を少し流れる程度に、まんべんなく散布できるように調整してください。
希釈液が残れば、上塗りしても結構です。
- 動噴ホース内に希釈液がなくなるまで差し水します。最後の一部は破棄してください。
廃棄液をコケや汚れのある部分に試しに散布しても面白いです。 - ホース内に残液がなくなったのを確認して、作業終了です。
植物に希釈液がかかっても問題ありません。
天気の良い日であれば、1〜2時間で固化します。
光触媒コーティング液 TiO(ティオ)チラシ (印刷してご利用ください)
A3サイズ2ページ (PDF:993KB)
↑両面印刷して二つ折りにするとA4パンフレットになります
A4サイズ2ページ (PDF:875KB)
↑両面印刷で1枚のチラシになります
A4サイズ4ページ (PDF:978KB)